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任意整理で借金整理や借金減額したいけど、デメリットや弁護士費用が気になる・・・
という方へ。
任意整理WEBでは、あなたの疑問に答えます!
任意整理の概要から、メリット・デメリット・費用相場やブラックリストについてなど、詳しく紹介しています。
目次
任意整理とは?
任意整理とは、借金で苦しんでいる人が弁護士や司法書士に依頼する事で、直接貸金業者と交渉してもらい、利息を軽くしたり過払い金があれば返還請求をしたりして、弁済を可能にする事です。
任意整理を弁護士や司法書士に依頼すると、貸金業者からの取り立てはなくなります。
任意整理の手続きの流れ
これによって今後の借金については依頼した弁護士や司法書士が取り扱う事になり、直接借主に請求することが出来なくなります。
この時に取引履歴の開示請求も行い、弁護士や司法書士が取引の内容の詳細を把握する事になります。
この取引履歴を基に、過払い金が無いかを確認し、もし過払い金があれば返還請求を行います。
任意整理を行ったからといって借金がなくなるわけではありませんから、借主は弁済に備えて弁済原資金の積み立てを行います。
この弁済便資金は、弁護士費用等を差し引いた後、貸金業者への返済に使われます。
ある程度の弁済原資金が貯まった時点で弁護士や司法書士は貸金業者に返済の和解案を提示します。
この時、利息のカットや分割回数の増加などを提示して、返済を可能にするのです。
和解が成立したら和解契約を締結し、任意整理に法的な拘束力を持たせます。
和解に貸金業者が応じない場合は?
その場合は裁判所の特定調停手続きに進みます。
ここでも話し合いが基本になりますが、話がまとまらない場合は裁判所が和解案を提示してくれます。
後はこの条件に沿った返済を行う事になります。
任意整理にデメリットはあるの?3つのデメリット
任意整理を行うと利息や弁済元本が減ったり、過払い金が戻ってきたりして弁済が楽になりますが、この方法にはデメリットもあります。
任意整理のデメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
ブラックリストといってもそういうリストがあるわけではなく、信用情報機関に任意整理をしたという事実が記載されるのですが、これが記載されると、その情報が消えるまでは新しいクレジットカードを作ったり、新たに借り入れを行う事が難しくなります。
信用情報の記載事項は5〜10年は消えませんから、その間は我慢しなければいけません。
ただ、最近では任意整理をした人にもお金を貸してくれる業者もあるようです。
お金を借りる時に保証人を立てている場合は要注意です。
任意整理を弁護士や司法書士が受任しても、保証人への取り立ては禁止されないので、支払い義務が保証人に移ってしまいます。
さらに、その場合の請求は一括での支払いを求められるので、保証人に大変な迷惑をかけてしまう事になるでしょう。
保証人を立てている場合は、任意整理はしない方がいいかもしれません。
任意整理は、言ってみれば貸金業者に返済を負けてくれ、と言っているようなものです。
最近では経営不振に陥っている貸金業者も多いので、任意整理に応じてくれない業者も増えています。
その場合、一括弁済を求められる事もあります。
任意整理に応じてくれる業者と応じてくれない業者の情報を持っている弁護士や司法書士に依頼しないと、かえって大変になってしまう事もあるのです。
ブラックリスト(信用情報)とは?
デメリットの中の1つとして、多くの人が気になるブラックリストです。
これに載っていると新たな借り入れやカードの作成が出来ないと言われています。
ブラックリストについて詳しく説明していきます。
ブラックリストとは
ブラックリストと俗に言われますが、正確には個人の信用情報の事です。
この信用情報は、CIC、JICC、全銀協の三つの信用情報機関が取り扱う情報で、借金をしたりクレジットカードを作ったりした時にその人の情報が記載されるのです。
信販会社や貸金業者、銀行などはこの信用情報機関のいずれか、または複数に加盟しており、借金やカードの作成の申し込みがあった時にそこに情報を照会します。
そこに自己破産や個人民事再生をしたという情報が載っていると、申し込みを拒否される可能性が高くなるのです。
この人は借金を踏み倒したことがある、というレッテルを貼られるのです。
弁済の遅延などもこの信用情報には記載されます。
(参照:http://www.sinsaox.com/keizoku.html)
任意整理とブラックリスト
ブラックリストは、その人の過去の弁済状況などを記載しているものです。
ですから、任意整理についてももちろん記載されます。
任意整理を利用すると、これだけの利息を払いますよ、と言って借りたお金の利息を払わなかったり、元本を減らしたりした訳ですから、貸す側からすればもう貸したくないと思うのは当然でしょう。
ですが、最近では任意整理をした人にもお金を貸してくれるところもあるようです。
ブラックリストはいつ消える?
ブラックリストに載った情報は、永遠に消えない訳ではありません。
信用情報機関にもよりますが、5〜10年でその情報は消える事が多いようです。
信用情報機関に自分の信用情報を開示するように請求する事も出来ますから、気になる人は取り寄せて見てみるといいでしょう。
この情報が消えるまでの期間ですが、任意整理を始めた時から5〜10年で消えます。
ただし、任意整理した借金の支払いを滞らせてしまった場合、新たに事故情報が記載されますから、その場合は完済から5〜10年という事になります。
任意整理にメリットはあるの?6つのメリットが
デメリットがあることはわかりましたが、もちろんメリットがあるのが任意整理です。
ここからは、任意整理の6つのメリットを見ていきましょう。
場合によっては全く利息を払わなくてもよくなることもあります。
今までいくら弁済しても、ほとんどが利息に充てられてなかなか元本が減らなかった、という人は、任意整理をする事で完済の目途を付けることが出来ます。
今までの取引履歴を弁護士や司法書士が詳しく計算してくれますから、利息制限法で決められた利息を超えた部分があった場合は、それを取り戻す事も出来ます。
過払い金返還請求も同時に行うことが出来るのです。
弁護士や司法書士に依頼する時に気になる費用ですが、任意整理は裁判所を利用しないで行われますから、自己破産や個人民事再生を利用するよりも費用が安く済みます。
その分、借金の元本自体の減額も少ないので、どれを利用するかよく考えましょう。
また、過払い金返還請求よりは費用は高い場合が多いので、自分の借金の状況をよく把握し、良心的な弁護士に相談して自分の採るべき方法を模索しましょう。
精神的にずいぶん楽になるでしょう。
任意整理の手続きは、弁護士や司法書士が全て行ってくれますから、弁済資金を積み立てること以外、借主は何もしなくてもいいのです。
裁判所での手続きもありませんから、忙しい人にも向いています。
任意整理は、どんな理由で作った借金であるかは関係なく利用することが出来ます。
浪費やギャンブルで作ってしまった借金でも、問題なく利用できるのです。
数社から借り入れを行っている場合、自分が整理したいと思う業者にだけ任意整理の手続きを行うことが出来ます。
任意整理に応じてくれない業者が弁護士や司法書士に分かっている場合は、そこだけ外して任意整理を行うことが出来るのです。
任意整理の弁護士費用相場はいくら?
弁護士に何かを依頼する場合、費用が高いというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
実際、弁護士費用の相場を知らない人は多いと思います。
任意整理を弁護士に依頼した場合の費用の相場はどれぐらいなのでしょうか。
弁護士費用の種類を知ろう
任意整理を弁護士に依頼した場合、次の費用が必要になります。
着手金
まず、着手金です。
初期費用というところもありますが、これは依頼した時点でかかる費用です。
交渉がうまくいかず、任意整理が出来なかった場合でも手間賃としてこの金額は払わなければいけません。
報酬金
次に報酬金です。
基本料金というところもあります。
これは、任意整理を行う貸金業者一社ごとに発生する金額です。
一社ごとに交渉を行うので、この費用も必要になります。
減額報酬
それと、減額報酬があります。
これは、成功報酬のようなもので、借金を減額できた場合、その金額に一定の割合をかけた額がを支払う事になります。
過払い報酬
その他、過払い金があった場合は過払い報酬というものもかかってきます。
これも減額報酬と同じく、取り戻せた金額によって変わってきます。
各費用の相場
次に、それぞれの費用の相場をご説明します。
着手金 | 一社当たり2万円前後 |
---|---|
報酬金 | 一社当たり2万円前後 |
減額報酬 | 借金を減額できた場合、その額の10〜15% |
過払い報酬 | 取り戻せた金額の20%前後 |
この金額は弁護士事務所によって変わってきますし、着手金が無料のところもあります。
料金については依頼する前にきちんと確認しておきましょう。
分割払いが可能なところもある
任意整理を利用する場合、ほとんどの人がお金に困っているでしょう。
そんな時に高額な弁護士費用なんて払えない、という人は、分割払いが出来る弁護士事務所を利用するといいでしょう。
特に債務整理を得意としている弁護士事務所の場合、債務者が苦しい事を分かっているので分割払いに応じてくれるところが多いようです。
任意整理の無料相談・費用を分割出来る弁護士事務所6選
ここからは、相談料無料で、費用を分割する事が出来る弁護士事務所を紹介していきます。
RESTA(リスタ)法律事務所では、相談は何度でも無料で受け付けてくれます。何と、解決方法の提案まで無料で行ってくれるのです。相談無料と言っていても、それは初回のみという弁護士事務所も多いのですが、ここは本当に何度でも親身になって相談に乗ってくれるのです。ですから、じっくり考えて依頼するかどうかを決められます。また、依頼すればすぐに対応してくれますから、督促の電話に悩んでいた人もすぐに取り立てを止めることが出来ます。これは精神的にも楽になりますね。
着手金 | 30,000円? |
---|---|
和解報酬金 | 20,000円 |
任意整理減額報酬金 | 10% |
過払い金報酬金 | 20%〜 |
岡田法律事務所では、メールでの無料相談の申し込みも受け付けていますから、忙しい人でも利用しやすいのがポイントです。また、任意整理は着手金20,000円、報酬金20,000円、減額報酬10%、その他諸費用5,000円と、はっきりホームページにも明記してあり、料金が分かりやすいのも安心ですね。さらに、岡田法律事務所の最大の特徴は、地方の人からの相談でも実際に現地まで出向いて、会って相談を受けるということです。全国対応の弁護士事務所はたくさんありますが、その多くはメールや郵送で案件を片付けてしまいます。ですが、岡田法律事務所は実際に会ってくれるので信頼感が違います。
着手金 | 20,000円 |
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報酬金 | 20,000円 |
減額報酬 | 10% |
過払報酬 | 20%(訴訟の場合25%) |
その他諸費用 | 5,000円 |
樋口法律事務所は、相談料だけではなく初期費用も無料で任意整理の対応を行ってくれます。任意整理を考える人のほとんどは懐具合が苦しいものです。そんな時、初期費用が無料というのは嬉しいですね。それに、樋口法律事務所には女性弁護士も在籍していますから、男性には話しにくいという女性の方も安心して相談することが出来ます。さらに、樋口法律事務所はとてもアットホームな雰囲気なので、相談しやすさがさらに高まります。弁護士事務所というと緊張してしまう、という人も、樋口法律事務所なら相談しやすいのではないでしょうか。
着手金 | 39,800円 |
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和解成功報酬 | 1社19,800円 |
減額報酬 | 10% |
過払い金成功報酬 | 20% |
リヴラ法律事務所には、女性専用ダイヤルというものがあり、女性スタッフが対応してくれるので、借金を抱えて苦しんでいる女性にとって力強い味方になってくれるでしょう。また、リヴラ法律事務所では出張面談も行っています。出張面談とは、遠方に住んでいる相談者のために、近くの主要都市まで出向いてくれるサービスです。実際に顔を見ながら相談するのと、電話だけで相談するのでは安心感が違いますよね。その他、リヴラ法律事務所では初期費用も0円ですから気軽に相談しやすいでしょう。
着手金 | 39,800円〜 |
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成功報酬 | 19,800円 |
減額報酬 | 10% |
過払報酬 | 20% |
東京みなと総合法律事務所は、債務整理に特化した弁護士事務所なので、任意整理の経験も豊富で安心して仕事を任せることが出来ます。そのホームページには自動計算シミュレーションもあるので、任意整理をする前に過払い金がないかどうかのチェックをする事も出来ます。また、東京みなと総合法律事務所にも女性専用ダイヤルが用意されています。女性にとってなかなか借金の悩みというのは人に言いにくいものですが、東京みなと総合法律事務所なら安心して相談できますね。
着手金 | 20,000円〜 |
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成功報酬 | 一社につき20,000円〜 |
減額報酬 | 減額された額の10% |
過払い金変換報酬 | 返還された額の20% |
アヴァンス法務事務所は、弁護士事務所ではなく司法書士事務所です。ですから、弁護士事務所よりも取り扱える業務の範囲に制限はありますが、その分費用の安さを売りにしています。特に注目してほしいのは、減額報酬が0円ということです。通常は減額報酬として任意整理の交渉で減額できた額の10%を報酬として払う必要がありますから、これはかなり費用の節約になります。また、アヴァンス法務事務所は大阪にあるのですが、全国対応もしています。費用を安く抑えたい、という人にはアヴァンス法務事務所がおすすめです。
任意整理費用 | 139,000円〜 |
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減額報酬 | 無料 |
完済口座事務手数料 | 30,000円(1債権者につき) |
さいごに
任意整理は、借金で苦しんでいる方を助ける制度です。
まずはぜひ一度、無料相談で電話をしてみてください!
きっと、あなたに合った借金整理方法を教えてくれますよ。
また、突然弁護士や司法書士に電話するのが不安・・・という方は、シミュレーション機能も利用してみてくださいね。
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